アルポリックは、三菱樹脂株式会社が販売するアルミ複合板です。 当製品は、プラスチックの樹脂芯材にアルミ板をサンドイッチして張り合わせています。 そのため、従来のアルミ板よりも「低コストで軽量・高剛性」という特長を持っています。 塗装については、色ムラの少ない非常に滑らかな仕上がりとなっています。（コーディング技術「ダイコーター」による効果）

外壁材、内壁材をはじめとした様々な用途にお使いいただけますが、 特に、様々な表面仕上げや多彩な塗装バリエーションを持っているため、店舗内装およびビル内装材に最適な建材です。 また平滑性・加工性も高く、軽量な為大幅な重量軽減、施工の簡略化が図れます。

表面仕上げは高光沢コーティングや、電気メッキ層を付加しての鏡面仕上げ（アルルック）などがあります。特殊転写技術により一部特注品は、美しい石目調（ストーン）や木目調（ウッド）などのカラーバリエーションもあります。

目隠し用途としては、表面仕上げが美しく、またパンチング加工などが容易な建材パネルになり、バルコニー・階段目隠板、間仕切り、天井板等にアルポリックは最適です。 住宅用途としては、高い防水性を持ち、表面仕上げが美しい建材パネルとして、ドアやガレージ、または浴室やトイレなどの設備ユニット材と、幅広い分野に適した住宅資材（住宅エクステリア）としてアルポリックは使用されております。

アルポリック　スタンダード(PC)について

金属板や樹脂板の替わりとして、屋内外の建材用途に限定されることなく、各種屋外サインをはじめ、様々な用途に用いられるスタンダードなアルポリックです。

切断、曲げ加工、パンチング加工等優れた加工性も特徴です。色数も豊富に取り揃えております。

防火性芯材を使用した建材パネル「不燃アルポリック(fr)」は、従来のアルポリックの特長に加え諸外国のビル外装防火性能基準をクリアしており、 高層ビルの外装用パネル建材として理想的な性能を有しております。 外観的にも平面性が高く、色差が極めて少ない均一な塗装を実現しています。

高層ビルをはじめ、ガソリンスタンド、各種サインにも使用されており、海外でも高い評価を得ている複合板です。

アルポリックスタンダード(PC)と不燃アルポリック(fr)の違いについて
アルポリックの芯材は、通常PE（ポリエチレン）芯材を使用しており、非常に軽い作りです。不燃アルポリック(fr)はポリエチレンに水酸化アルミニウムを配合することにより、アルポリックの意匠性、加工性をそのままに、防火性能を高めた芯材を使用しています。